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2025年11月4日 更新

「第20回ニッポン新事業創出大賞(アントレプレナー部門)」 特別賞を九州代表(当協議会推薦)のキリシマ精工株式会社様が受賞!

 「ニッポン新事業創出大賞(アントレプレナー部門)」〔公益社団法人日本ニュービジネス協議会連合会(JNB)主催〕において、キリシマ精工株式会社様(代表取締役 西重 潤一 氏)が「特別賞」を受賞されました。同大賞の「アントレプレナー部門」は、経営者のアントレプレナーマインド(起業家精神)、事業の新規性、革新性、実績等を評価の対象とした歴史ある表彰制度です。九州からは、「第22回(2025年度)九州ニュービジネス大賞表彰」で各賞を受賞した5社を今回の代表として推薦しました。

 表彰式は、10月23日(木)に「第21回JNB新事業創出全国フォーラム」(主催:JNB、独立行政法人 中小企業基盤整備機構)の中で行われました。キリシマ精工株式会社様、受賞おめでとうございます!

 

<受賞企業のご紹介>

 キリシマ精工株式会社  代表取締役 西重 潤一   氏 

 

【事業概要】

 創業以来、難削金属材の微細精密加工というニッチ分野に特化し、自社開発工法『カーブカット工法』を開発した。技術革新を追求しながら高精度、高難易度の加工を実現してきたノウハウ、技術力を応用し、手術支援ロボット用部品「BLOCK-J」をはじめとした部品の製造を行う。
 極めて厳しい基準が要求される新分野の医療器具製造に進出し、更なる販路拡大を目指す中、当社の技術力に東証プライム市場上場の医療機器メーカーが着目された。新たに製造する手術支援ロボットの各種部品の製造パートナーを探している中で、当該メーカーの既存加工先では対応できないレベルの製品であった。開発当初から「協働型助手ロボット」ANSURの製造に関ることで、今後大きな需要が期待されている新分野の医療器具製造分野に本格的に進出できた。(日本ニュービジネス協議会連合会)

 

【受賞のポイント】

同社は、難削材の精密加工技術を強みに、自社開発「カーブカット工法」を応用し、手術支援ロボット用部品の製造に成功した。公差10ミクロン以内の超精密加工による部品は既に国立がん研究センター等で使用され、医療現場に貢献している。地域中小企業ながら高難度医療分野への参入を果たし、人命を支える技術基盤を築いた点が高く評価され、特別賞に値する。(日本ニュービジネス協議会連合会)

 

【表彰式の模様】